ワクチン接種シミュレーション

岩手県陸前高田市は19日、高齢者への接種を想定し、所要時間や段取りなど一連の流れを確認した。県内で初めての試みで、地元の高齢者23人が参加した。

会場となったのは同市内で集団接種が行われる予定の市保健福祉総合センター。医師1人を始め看護師、市職員13人の態勢を想定した。体調などを記入した予診票を提出してもらい医師による予診、ワクチン接種、接種後の状態観察など、それぞれ部屋を分けて実際に行う通りに実施した。

参加した小野寺栄子さん(75)は夫と2人暮らし。「感染が怖いので早く打ちたい。接種後の状態も見守ってもらえるので安心した」。81歳の女性は「できるだけ外に出ないようにしている。早くワクチンを接種したい」と話した。

コロナワクチン接種、手順確認(朝日新聞デジタル)

 

現状、高齢者へのワクチン接種は

4月からと予定されていますが

陸前高田市では、すでにワクチン接種を想定して

実施の流れを確認しているようです。

 

ワクチン接種は

自治体毎で実施することになっています。

自治体毎に高齢者の数

対応できる医療従事者の人数

実施できる場所

想定される実施時間など

それぞれ異なります。

 

いざ実施するときに

混乱することがないよう

事前にシミュレーションをしておくのは

非常に大切なことかと思います。

 

特に高齢者の対応となると

一つひとつの動作に時間がかかることが想定されます。

その日の体調確認を行うにも

できるだけ簡単な方法が求められます。

 

よりスムーズに接種できるような流れや

接種場所が密な空間にならないような工夫を

検討する必要があります。

 

ワクチン接種については

自治体側での事前準備も大切ですが

地域住民の協力もまた大切になるかと思います。

自治体からの情報発信をよく確認し

スムーズな対応ができるよう

準備していきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。