両立支援助成金(介護離職防止支援コース)のコロナ特例

もともと

介護離職防止のために

介護休業の制度を活用した中小企業に対しては

助成金が支給される制度があります。

 

今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて

特例の支援制度が追加され、6月15日から申請の受付が開始されています。

厚生労働省のサイトはこちら

内容のご案内はこちら(リーフレット資料)

 

支給要件を満たせば

合計5日以上10日未満の休暇取得で20万円

合計10日以上の休暇取得で35万円

が助成されます。

 

今現在、介護が必要な方、介護サービスを活用している方が身近にいれば、

いつコロナ感染が発生してサービスが休止になるか分かりません。

施設に入所している人であれば、施設内での対応になるかと思いますが

特に通いのサービスを活用している人の場合は

一時的に行き場をなくしてしまう可能性があります。

 

代わりとなるサービスの活用ができれば安心ですが

もし自宅での介護が必要となった場合には、

親族による介護が必要になるかもしれません。

そのとき、一時的に会社を休む必要があるかもしれません。

そんなときは、ぜひ介護休暇、介護休業、

そして今回のような特例制度もありますので

休業制度を活用してください。

 

そして、社内の人事担当者様などは

介護離職防止のためにも、

こういった制度をうまく活用いただければと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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