介護保険料はいくら?

40歳になると

支払いが発生する介護保険料

 

その介護保険料が

2000年に介護保険制度が始まってから

どのように推移しているのか

厚生労働省の資料で確認することができます。

令和7年度介護納付金の算定について(pdf資料)

65歳以上の方が納める保険料と

40歳から64歳までの方が納める保険料で

若干の違いはありますが

同程度の金額となっています。

 

2000年の月額費用を見ると

65歳以上・・・2,911円

40歳から64歳・・・2,075円

 

2024年の月額費用を見ると

65歳以上・・・6,225円

40歳から64歳・・・6,276円(見込額)

となっています。

 

65歳以上の方で2倍以上

40歳から64歳の方で3倍以上

 

高齢者の増加

高齢化率の増加とともに

介護保険料も上がっていることが分かります。

 

 

今まさに

所得に対する税負担について

検討が進められていますが

 

介護保険料についても

上がり続ける保険料を抑えるために

現役世代の負担を増やさないために

どういった対策ができるか

制度の見直しが検討されています。

 

2月20日に開催された

厚生労働省の会議では

今後の介護予防の在り方

地域住民同士が支えあう居場所作り

などが検討されています。

第117回社会保障審議会介護保険部会(厚労省)

 

介護保険料負担についても

今後の負担を抑えられるよう

現役世代の負担が増えないよう

今できることを実施していきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。