介護保険最新情報vol.1013

令和３年１０月１日

厚生労働省より

令和３年度介護職員処遇改善加算等研修会の実施に係る周知について

という通知が出されました。

介護職員の賃金向上などの待遇改善や

職場環境の改善を図ることを目的とした

介護職員処遇改善加算ですが

随時見直しが行われ

より介護職員の待遇を改善につながるよう

変更修正が行われてきています。

ただし

介護職員処遇改善加算を算定するかしないかは

それぞれの事業者の判断となり

加算を算定している事業者が多くありますが

算定していない事業者も少なからずあります。

また

処遇改善加算の内容について

随時変更が加えられ

上位の加算を算定するための条件が

少し複雑になっていることもあるため

十分な加算の算定ができていない事業者もあるかと思います。

そんな中

今回の通知にあるように

厚生労働省では

処遇改善加算の上位区分や

特定処遇改善加算の更なる取得に向けた支援のため

研修会及び個別相談を行う

とのことです。

厚生労働省のYouTubeチャンネルにも

処遇改善加算についての解説動画がアップされています。

処遇改善加算については

年度毎でまとめて

各自治体への実績報告が必要になりますが

新規申請や変更については

随時受付が行われています。

これから加算の算定を検討している方

上位の加算を算定しようとしている方

厚生労働省の資料や

研修動画なども参考にしてみてください。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。