介護保険負担割合証の交付
介護保険サービスを利用した際の
利用者の費用負担の割合は
所得金額に応じて
1割から3割の負担となっています。
介護認定を受けている方に対しては
上図の判定の流れから
介護サービス費用の負担割合が決定され
各自治体から利用者に対して
介護保険負担割合証が交付されます。
有効期限は8月1日から翌年7月31日までとなっており
毎年7月頃になると
負担割合証が郵送されます。
ちょうど今の時期
手元に届いている方が多いかと思います。
なお
新たにに介護認定を受けた方には
認定結果通知書と併せて郵送されます。
ちなみにこの負担割合
認定を受けている方の
92%が1割負担
5%が2割負担
4%が3割負担
という数字が示されており
財務省が示している資料の中では
○ 利用者負担については、2割・3割負担の導入を進めてきたが、今般の後期高齢者医療における患者負担割合の⾒直し等を踏まえ、
①介護保険サービスの利用者負担を原則2割とすることや2割負担の対象範囲の拡大を図ること、
②現役世代との均衡の観点から現役世代並み所得(3割)等の判断基準を見直すこと
について、第9期介護保険事業計画期間に向けて結論を得るべく、検討していくべきである。
という内容も示されています。
今は1割負担でも
将来的には2割負担や3割負担になる方も
増えてくるかもしれません。
もし今
介護サービスの利用を検討中の方がいれば
早めに活用いただいた方が
お得かもしれませんね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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