介護分野におけるオンラインの活用

先週あったオンライン関連のニュースを紹介

 

NSGグループの社会福祉法人上越あたご福祉会が運営する『デイサービスセンター大潟』では、新潟県糸魚川市の新潟県立糸魚川白嶺高等学校とのリモートレクリエーションを7月14日に実施いたしました。

【上越あたご福祉会】リモートでレクリエーション?高校生とリモートレクリエーションを実施(時事通信社)

 

デイサービスの利用者と

以前から交流のある高校の生徒が

リモートでつながり体操やレクを行ったというニュース

 

企画を実施するにあたり

高校生側からデイサービスに事前に計画書を提出し

利用者の『見やすさ』、『わかりやすさ』という観点で

意見交換を行ったとのこと。

 

オンライン上でも有意義な交流ができれば

より多くの交流機会を作ることができ

より多くの事業所と学生との接点も作れそうです。

 

コロナ禍で施設でのリハビリをためらう動きが広がっています。
そうした中、倉敷市の施設がICT・情報通信技術を活用し、自宅でリハビリができるサービスを始めました。

タブレットで注意点などをコメント「ICT」活用し自宅でリハビリ 施設側も効率的に指導【岡山・倉敷市】(OHK岡山放送)

 

サービスの利用控え

自宅で過ごす時間が増えることにより

高齢者の身体機能や認知機能の低下が心配されていますが

リモートでもしっかりとリハビリできる機会が作れれば

運動不足も解消できそうです。

 

タブレット等の活用は必須になりそうですので

タブレット活用のサポートなどもできると良さそうです。

 

企業向けVRプラットフォームを提供するナーブ社は、文具・オフィス家具などを扱うプラス社の介護福祉施設向けデリバリーサービス「スマート介護」と協業し、全国3万5000の会員施設向けに、「バーチャルツアー」の提供を始めた。

全国の介護施設で「バーチャルツアー」、世界60カ国のコンテンツを提供、面会できない家族と一緒に楽しむ個別プランも(トラベルボイス)

 

旅行好きの若者にも利用されている

バーチャルツアー

 

面会が難しくなっている施設の入居者と家族が

離れた場所から「バーチャルツアー」を一緒に楽しむ

個別プランも提供するとのこと。

 

コロナが落ち着いたころに

バーチャルツアーで観た場所に

実際に行ってみようということで

リハビリ意欲の向上にもつなげられると良さそうです。

 

 

ということで

介護分野でもオンラインを活用した

交流、リハビリ、楽しみ

などの機会が作られています。

 

今はまだ活用しているところは

少ないかもしれませんが

今後その活用の幅は広がってくるかと思います。

 

オンラインの効果的な活用方法についても

全国で共有していけると良さそうですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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