介護施設の料金体系を確認する

介護施設を選ぶ際に

大きなチェックポイントとなるのが

「月額費用がいくらくらいになるか?」

だと思います。

 

特別養護老人ホームや老人保健施設の場合は

ある程度相場が決まっていますが

有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など

民間企業が運営する介護施設については

その料金には大きな差があります。

 

それぞれの施設の料金体系は

インターネットやパンフレットなどで

ある程度の金額が確認できますが

実際に見学して話を聞いてみると

事前に確認していた金額とは異なってくる

なんていう話も聞いたりします。

 

介護施設を選ぶ際には

その料金体系が明確になっているかどうか

注意して確認いただければと思います。

主な費用としては

入居一時金や敷金の有無

家賃、食費、管理費の固定費

利用者によって異なる部分として介護費や医療費

となるかと思います。

 

料金体系がシンプルなところは

上記の項目で説明は済むかと思います。

 

ところが

施設によっては

水道光熱費、共益費

介護サービス費、上乗せ介護費、基本サービス費

生活支援費、日常生活費

リネン代、おむつ代、おやつ代

などなど

追加でかかってくる費用もあります。

 

追加の項目があると

怪しい施設ということではなく

追加となる費用について

明確に説明してもらえるかどうかを

注意してみてください。

 

いろいろと説明が長いわりには

結局合計するといくらくらいになるか

よくわからないという場合には

しっかりと確認するか

その施設は選択肢からはずしたほうが良いかもしれません。

 

パンフレットに記載されていた金額よりも

思っていたより費用がかかる

という場合も少なくありません。

 

せっかく施設見学はしたものの

料金が合わなくなってしまっては

時間だけ奪われてしまうことになります。

 

費用については

出来れば事前に確認いただいて

しっかり把握いただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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