介護職員処遇改善加算の取得状況

厚生労働省では3月24日

第34回社会保障審議会介護給付費分科会が開催され

令和3年度介護従事者処遇状況等調査の結果についての資料が

公開されています。

第34回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

 

資料の中には

介護職員処遇改善加算の取得状況が示されています。

 

介護職員処遇改善加算を取得している事業所が

全体の94.1%

介護職員等特定処遇改善加算を取得している事業所が

全体の72.8%

となっており

多くの事業所で加算を算定していることが分かります。

 

さらに

処遇改善Ⅰ~Ⅴの区分のうち

どの区分で算定しているか

特定処遇についてもⅠ、Ⅱの

どちらの区分で算定しているかの割合も

示されています。

 

また

加算を取得していない事業所と

加算の上位区分を取得していない事業所については

取得が困難な理由についても示されています。

 

加算を取得していない理由の部分では

「事務作業が煩雑」という理由が多くなっています。

 

今回新たに

介護職員処遇改善支援補助金が支給されることとなり

10月以降には

加算の仕組みで

処遇改善が継続することとなっています。

 

現状では

ほとんどの事業者が

補助金の受給対象となっていることが分かりますが

 

できるだけ多くの事業者が

処遇改善の算定ができるように

事務作業が煩雑にならないよう

処遇改善の仕組み自体も複雑になりすぎないよう

お願いしたいところですね。

 

 

また、当社では

処遇改善加算の取得支援

上位加算の取得支援など行っております。

 

これから加算を取得したい方

まずは加算についてしっかり理解したい方など

お気軽にお問合せください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。