令和6年度地域別最低賃金改定状況
10月に
令和6年度の最低賃金改定があり
その対応に追われている
という介護事業者も少なくないかと思います。
介護業界の中では
最低賃金にあわせて
時給を設定している事業者も多く
最低賃金の引き上げにあわせて
時給も変更しなければならない
という事業者も多くあるかと思います。
それも
ただ時給を変更して終わり
ではなく
扶養の範囲内で働いている人の
給与と勤務時間の調整
最低賃金の改定によって
扶養を外れる判断をする人も
いるかもしれません。
また
最低賃金にあわせて給与を引き上げたときに
有資格者やベテラン社員との
給与差がなくなる可能性もあります。
そういった場合の
調整が必要かどうか
なども検討していかなければなりません。
介護業界の場合
事業者の売上は
介護報酬がほとんどです。
毎年のことですが
介護報酬は上がらずに
人件費だけ上がるとなれば
事業者の運営は
ますます厳しくなります。
事業所を運営する側としては
最低賃金を引き上げるのであれば
それにあわせた介護報酬の引き上げも
検討していただきたいところです。
介護事業所の継続的な運営のためにも
処遇改善の対応だけでなく
最低賃金の引き上げにあわせた
事業者支援など
検討いただけるとありがたいですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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