伴走的支援

5月15日

厚生労働省より

地域づくり加速化事業に関する通知が出されました。

介護保険最新情報Vol.1152(厚労省)

 

地域づくり加速化事業とは・・・

団塊世代が全員75歳以上を迎える2025年に向けて地域包括ケアシステムの構築を図るため、市町村の地域づくり促進のための支援パターンに応じた支援パッケージを活用し、①有識者による市町村向け研修(全国・ブロック別)や②個別協議を実施しているなど総合事業の実施に課題を抱える市町村への伴走的支援の実施等を行う事業。

となっています。

簡単に言ってしまうと

地域ごとに行う

介護が必要になっても

最期まで住み慣れた地域で過ごせるような社会環境づくりを

国が一緒に支援しますよーというもの。

 

令和5年度は

1億円の予算が準備されているようです。

 

支援の内容のなかに

②個別協議を実施しているなど総合事業の実施に課題を抱える市町村への伴走的支援

とあるように

 

国が伴走的支援として

市町村に対して個別に

一緒に地域づくりを検討する

という支援があります。

 

この伴走的支援は

令和4年度にも実施されており

伴走支援を受けた市町村による報告会も開催されています。

令和4年度地域づくり加速化事業の成果物について(厚労省)

 

報告会の資料を見ていただくと

具体的な支援の内容だけでなく

地域づくりの考え方や

地域連携の方法など

学びになる部分も多くあります。

 

実際に

伴走的支援を受けられる市町村は限られますが

過去の支援の内容については

報告会の資料で確認することができますので

他の地域の支援を参考に

実践できる取組みがあれば

積極的に取り入れていきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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