介護保険最新情報vol.1152

令和5年5月15日

厚生労働省より

『支援パッケージ(地域づくり支援ハンドブック vol.1)について』

という通知が出されました。

介護保険最新情報vol.1152(厚労省)

 

地域包括ケアを進めるにあたって生じる

様々な課題を解決するための

実施方法やポイントについて

まとめてくれています。

地域づくり支援ハンドブックVol.1(pdf資料)

資料では

総合事業の総論と見直しプロセスに加えて

具体的な

• 介護予防ケアマネジメント
• 短期集中予防サービス
• 通いの場
• 生活支援体制整備事業
• 地域ケア会議

における課題について

Q&A形式で解説してくれています。

 

そもそも地域包括ケアシステムとは何か・・・

2005年から使われ始めた言葉で、介護が必要になっても最期まで住み慣れた地域で過ごせるような社会環境を構築していきましょうというもの

 

2015年には総合事業がスタートし

総合事業については

市町村が中心となって、地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで、地域の支え合い体制づくりを推進し、要支援者等の方に対する効果的かつ効率的な支援をしていきましょうというもの

となっています。

 

地域包括ケアという言葉が使われ始めてから18年

総合事業がスタートしてから8年

 

その支援体制については

まだまだ整備が必要

という状況になっています。

 

地域によっては

整備が進んでいるところもあるかと思いますが

まだまだこれからという地域が多そうです。

 

地域づくりについては

介護福祉の専門家や行政だけが行うものではなく

地域住民や地域の企業なども一緒になって作っていく

「共創」

が重要なポイントとされています。

 

よりよい地域づくりができるよう

地域の中でしっかりと連携して

アイデアを出し合っていきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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