労働基準監督署チャットボット

仕事をするうえで

その仕事内容や待遇面などで

おかしな点や不満に思うことがあれば

”労働基準監督署に駆け込む”

という言葉を耳にした人もいるかと思います。

実際に

労働基準監督署では

労働条件や安全衛生

労災保険に関する相談などの受付や

会社が労働法を守っているかどうかの

指導監督なども行っています。

そんな労働基準監督署の業務について

厚生労働省が

24時間の相談対応ができるよう

労働基準監督署チャットボットの運用を開始したようです。

AI（人工知能）を活用した

自動応答システムとなっており

期待する回答が得られない場合は

言葉を変えて再度質問してみてください

とのこと

会社側としては

労働法もしっかり把握して

職場環境の整備や改善を

行っていきたいところですが

一つひとつの法律を確認しながらとなると

なかなかに面倒かと思います。

担当の社労士さんなどいれば

直接相談できるかと思いますが

小規模の介護事業者であれば

社労士さんと契約していない会社も

少なくないかと思います。

社労士さんと契約していなくても

必要最低限のルールについては

チャットボットに質問することで

いつでもチェックできそうです。

貴重な介護人材が

不満を抱えたまま仕事を行い

最終的には

労働基準監督署に駆け込んだ

ということにならないよう

労働法について

理解があいまいな部分については

チャットボットも活用しつつ

確認しておきたいですね。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。