地域づくりは地域住民から

令和5年5月15日

厚生労働省から

「わがまちの高齢者が自分らしく、暮らし続けることができる地域づくり」

のために大切なことをまとめた

『地域づくり支援ハンドブック vol.1』

という資料が示されました。

地域づくり支援ハンドブックVol.1(pdf資料)

資料全体で166ページと

なかなか読み応えのある内容となっていますが

導入の『はじめに』の中に

総合事業と産業・交通・住民活動など地域のあらゆる関係者が、手を取り合い・つながり・強みを持ち寄ることで新たな価値をともに創る“共創”のマインドこそが地域づくりの加速化のカギになるのです。
そうして地域のあらゆる関係者が共に創りあげたその地域は、高齢者だけでなく、地域の子ども・若者も含めた、そのまちに暮らす全ての世代にとって暮らしやすいものとなるでしょう。

というポイントが示されています。

 

具体的な内容については

介護分野における

総合事業の内容が中心となっていますが

 

介護関係者だけでなく

地域の中にある企業や住民とも連携して

一緒になって考えることが

より良い地域づくりにつながるとされています。

 

また

『高齢者だけでなく、地域の子ども・若者も含めた、そのまちに暮らす全ての世代にとって暮らしやすいものとなるでしょう。』

とあるように

子どもたちや若者の将来

地域の未来のためにも

今から考えておくことが大切です。

 

地域のことをよく理解しているのは

その地域で暮らす人たちです。

 

地域住民が参加せずして

良い地域づくりができるはずがなく

 

地域住民が参加してこそ

よりよい地域づくりのためのアイデアが

出せるものと思います。

 

地域によって

行政や介護関係者と地域住民との

距離感の違いはあるかと思いますが

 

今後の地域づくりのためには

行政や介護関係者側が

しっかりと地域住民の方と連携できるように

働きかけていく必要がありそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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