中国の高齢者向け食堂

中国で「高齢者向け食堂」に注目が集まっている

というニュースがありました。

高齢者は毎日、朝から食堂に集まり、レクリエーションやおしゃべりを楽しみ、食堂が高齢者の「食事」の問題だけでなく、一人暮らしの高齢者の孤独感という問題も解決している。

「高齢者向け食堂」が1000ヶ所以上ある山東省淄博市(人民網日本語版)

日本でも

”食”について

困っている高齢者は多くいます。

 

病気による

カロリー制限や塩分制限などもありますが

 

一人暮らしの高齢者で

食事を準備するにも

一人では食べきれなくて余らせてしまう

 

外食をするにも

量が多すぎて食べきれない

という声も聞きます。

 

その結果

日々の食事が同じようなものばかりになり

栄養バランスが崩れ

体調も崩しやすくなってしまうという場合もあります。

 

栄養バランスの取れた

宅配弁当を取っている高齢者もいますが

孤独感という課題が残ります。

 

そこで

バランス良く栄養がとれて

食べきれる量の調整ができ

地域の中で交流のきっかけにもなる

という場所があると

高齢者にも喜んでもらえそうです。

 

そこが地域のコミュニティとなり

世代交流もできるとなると

高齢者食堂を中心に

さまざまな事業が集まることで

地域活性化にも期待できそうです。

 

中国の「高齢者向け食堂」では

継続的な運営に課題があるとのことですが

 

そういった課題も参考にして

日本でも

地域の特徴を活かした高齢者食堂などができると

面白いかもしれないですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。