安心安全を求めすぎた過剰介護

利用者の安心安全を考えた結果

過剰な介護につながり

その結果

利用者の身体機能が衰えてしまう

というケースがあります。

極端な話になりますが

例えば

転倒の不安がある方であれば

 

できるだけ歩くことがないように

車いすで移動してもらう

 

トイレでの転倒の不安もあるため

オムツにしてもらう

 

そうなると

本人の身体を動かす機会が減り

身体機能の低下につながります。

 

また

食事の際に

むせこみの不安

誤嚥性肺炎等の不安もある

という場合には

 

細かく刻んだ食事にしたり

ペースト状の食事にしたり

口から食べるのではなく

胃ろうで対応する

ということも考えられます。

 

まだ本人ができることに対して

必要以上の対応をしてしまえば

本人の力は

ますます衰えてしまう。

 

 

あくまで

極端な事例ではありますが

 

日々のちょっとした場面において

過剰な介護になっていないか

ということは

確認が必要かもしれません。

 

介護保険の目的は

自立支援

 

利用者の尊厳を保持し

利用者の能力に応じ

自立した日常生活を営むことができるよう

支援すること

 

利用者本人の能力を活かした

介護ができるよう

日々の介護の対応についても

定期的に見直していきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。