感染症対策のための実地研修
4月20日に厚生労働省より
「感染対策のための実地での研修に係る令和3年度における第一次募集について」
という通知が出されました。
令和2年12月14日にも
同様の通知が出されていました。
介護施設等に対して
感染症の専門家を派遣し
それぞれの施設の状況に応じた感染対策について
指導・助言を行う
というものになります。
厚生労働省では
感染症対策についての研修教材も提供しており
施設系、通所系、訪問系と
サービスごとにおける対策を示してくれています。
ただし
施設系といっても
施設の規模によって入居者の人数が異なり
施設の種類によって入居者の介護状態が異なり
施設の体制によって併設するサービスなども異なります
また職員の体制も施設ごとに変わり
備え付けの設備についてもそれぞれです。
だからこそ
基本的な対策は共通のものがあるとしても
施設ごとで
出来る対策
やるべき対策が
それぞれあるはずです。
現状の感染症対策に不安を感じているという施設はもちろん
十分に対策をしているというという施設も
専門家からの視点でチェックしてもらうことで
新たな気付きもあるかもしれません。
普段の業務と併せてコロナの対策もあり
忙しくしている施設が多いことかと思いますが
こういった実地研修も
うまく活用いただければと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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