民生委員のつなぎ先

民生委員とは・・・

地域住民の身近な相談相手となり、支援を必要とする住民と行政や専門機関をつなぐパイプ役を務める

とされています。

ご存じですか?地域の身近な相談相手「民生委員・児童委員」(政府広報オンライン)

 

住民と行政や専門機関のつなぎ役

としての役割を持つ民生委員

 

厚生労働省では

その担い手が不足しているとして

民生委員の選任要件の緩和についても

議論が進められています。

第4回民生委員・児童委員の選任要件に関する検討会(厚労省)

民生委員の担い手不足とあわせて

 

民生委員のつなぎ先となる

行政や専門機関の担当者が

十分に配置できているかどうかも

気になるところです。

 

単純に考えれば

今よりも

民生委員の数が増えたとすれば

その分

相談件数の増加が見込め

 

相談件数が増加すれば

行政や専門機関の対応件数も

増えることになります。

 

現状

行政や専門機関に余裕がある状態であれば

問題ないかと思いますが

 

地域によっては

行政や専門機関側も

人手不足で対応が滞っている

というケースもありそうです。

 

民生委員の要件緩和とあわせて

行政や専門機関の対応についても

見直しておく必要が

あるかもしれません。

 

また

民生委員のつなぎ先として

新たな地域コミュニティなど

増やすことができれば

間接的に

人手不足の解消につながるかもしれません。

 

行政や専門機関の体制整備だけでなく

地域のコミュニティ作りも

一緒に進められると

良いかもしれないですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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