災害時における福祉支援体制の整備

災害時における福祉支援体制の構築を推進するため

各都道府県において

一般避難所で災害時要配慮者に対する福祉支援を行う「災害派遣福祉チーム」を組成し

一般避難所へ派遣すること等により、必要な支援体制の確保を目的として

各都道府県が取り組むべき基本的な内容について、

「災害時の福祉支援体制の整備に向けたガイドライン」が策定されています。

災害時における福祉支援体制の整備等

 

さらには

高齢者や障害者その他の特別な配慮を必要とする

要配慮者を受け入れるための設備、器材、人材を備えた

福祉避難所という場所も

自治体毎に整備されています。

避難所の生活環境対策

 

避難した方が良いことは分かっていても

避難所では、トイレ、入浴、食事、プライバシーが守れないなど

その生活環境を心配して

できるだけ自宅に留まろうとする方もいるかもしれません。

 

今は、新型コロナウイルスの影響もあるため

避難所が3密状態になってしまうことも

懸念されるかと思います。

 

 

それでも

避難所の生活環境については

さまざまな対策が検討され

環境も変化している様子がうかがえます。

 

特に、介助が必要な高齢者にとっては

避難所での生活の方が

安心安全が確保される場合もあります。

 

いざというときに

避難が遅れてしまうことのないよう

早めの避難を心がけていただき

離れて暮らす高齢の家族がいる方などは

早めの避難の声掛けなどしていただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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