災害派遣福祉チーム(DWAT)
能登半島地震で被災した高齢者施設などを支援するため、厚生労働省は10日、都道府県に対して介護職員らの派遣を求める事務連絡を出した。市町村や関係団体に協力を依頼し、派遣可能な職員を登録してもらう。15日にも応援職員を派遣できるよう調整を急いでいる。
2022年度に設けた「災害福祉支援ネットワーク中央センター」の機能を初めて用い、被災施設と応援職員とをマッチングさせる。
⇒介護職不足、全国に応援派遣を要請 被災施設とマッチング 厚労省(朝日新聞)
「災害福祉支援ネットワーク中央センター」
を調べてみると
厚生労働省は2022年度、災害時の要援護者らを支援する災害派遣福祉チーム(DWAT)の取り組みを集約する「災害福祉支援ネットワーク中央センター」を創設する。平時は人材養成のための全国研修などを開催。現在、DWATの登録者は6000人を超えており、支援体制を強化する狙いがある。
DWATは、介護福祉士や社会福祉士、精神保健福祉士、保育士、介護支援専門員ら5人程度で構成し、大災害時などに避難所で活躍する民間の福祉専門職チーム。医療関係者による「DMAT」の福祉版だ。
との情報がありました。
今まさに
全国各地から
災害派遣医療チーム(DMAT)が
被災地に派遣されていることが
報道されていますが
DMATだけでなく
災害派遣精神医療チーム(DPAT)
日本医師会災害医療チーム(JMAT)
全日本病院医療支援班(AMAT)
など
さまざまな支援チームが
被災地で活動しているようです。
そして新たに派遣されることとなる
災害派遣福祉チーム(DWAT)
高齢者施設だけでなく
避難所などにも
多くの高齢者がいて
普段在宅で
家族が介護をしていた
介護サービスを利用していた
という人もいるかと思います。
避難所生活で
これまでの介護のサポートが
受けられていない人に対してなど
今回の災害派遣福祉チームが
大きな支援となることに
期待したいですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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