生活の中でできる認知症予防

認知症予防と聞くと

脳トレを思い浮かべる人も

多いかもしれませんが

 

わざわざ

脳トレに関する本や教材

パズルやゲームのようなものを用意しなくても

日常生活の中で行う認知症予防

体を動かしながらできる認知症予防があります。

昨日のブログでも取り上げましたが

例えば買い物をすることが

認知症予防につながります。

 

食材の買い出しであれば

まずは購入するものをリストアップするところから始めても良いし

早速スーパーまで足を運び

商品を見ながら

食べたいモノや作りたい料理をイメージして

食材選びをしてもらうのも良いかと思います。

 

さらに

食材の値段を見て価格の変動に気づいたり

最近の旬の食材を知ることもできます。

 

お財布の中身を把握して

その予算内に納めるためには

計算も必要になります。

 

会計して

支払って

お釣りを受け取る

この流れも認知症予防のひとつです。

 

食材の買い出しだけでも

認知症予防につながり

さらに家に帰って調理するとなれば

調理の段階でもいろいろと頭を使います。

 

できなくなってしまった事や困難になってしまった事は

家族や身近な人が手伝ってしまいがちですが

できるだけ本人にやってもらうことが大切です。

それが認知症予防につながります。

 

買い物以外でも

毎日の着替えの際の洋服選び

掃除や洗濯の手順

散歩や趣味の活動など

日常生活の中での行動が

認知症予防につながります。

 

認知症予防といえば脳トレ

ではなく

できるだけ日常生活のなかで

脳を使う機会を作れるよう

支援していただけると良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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