科学的介護の目的
令和3年4月1日から
介護分野にて活用される
科学的介護情報システムについて
上記リンク先の
の資料の中で
医療分野では既に実施されている
「エビデンスに基づく医療」に対して
介護分野においても同様に
「エビデンスに基づく介護」を実施し
自立支援・重度化防止等を進ていこう
という内容が示されています。
また、Beyond Healthというサイトに
科学的介護に関連した興味深い記事がありました。
今回の改定では、データの収集に重きが置かれ、結果の状態がどうなったかは問われない。しかし、その次2024年度以降の介護報酬改定ではLIFEで情報収集したデータの状態が改善したら、プラスの評価がされるというように、実績(アウトカム)評価への転換が進むのは間違いないだろう。かたや診療報酬改定に目を移せば、アウトカム評価重視は最近のトレンド。過去の事例を見る限り、診療報酬改定で起きたことは、介護報酬改定でも起きている。
エビデンスに基づく介護を実施するにあたり
今回の改定では、まずはデータ収集
次回の改定では、その実績が評価される
という内容
現段階で実績を評価する加算もありますが
その報酬単価は高くありません
ただし
自立支援・重度化防止等を
本格的に進めていくにあたっては
その結果を重要視する仕組みに
シフトしていくことも想像できます。
加算を算定するかどうかは置いておいたとしても
この先の報酬改定を見据えると
自立支援・重度化防止等に関する取組みは
それぞれの事業所で実施しはじめても良さそうです。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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