転倒リスクを自己診断

介護が必要となった主な原因をみると

1位 認知症(17.6%)

2位 脳血管疾患(16.1%)

3位 高齢による衰弱(12.8%)

それに次ぐ原因として

「骨折・転倒」が入ってきます。

2019年 国民生活基礎調査の概況(介護の状況)

 

病気や衰弱については

時間が経過して、病気や衰弱が進行することで

介護が必要になるという場合がありますが

 

転倒については

ある日突然という場合が多くあります。

転倒をきっかけに急に介護が必要になり

家族が大慌てで

介護認定の準備をするというようなこともあります。

 

そんな転倒についても

国立長寿医療研究センターのサイトに

転ぶリスクを自己診断しその具体的な予防策を学べる

「高齢者のための転倒予防セルフチェック」が公開されています。

病院ホームページに転倒予防のためのセルフチェックコーナーを開設しました

高齢者の転倒予防セルフチェック

 

転倒予防手帳を印刷して確認いただいたり

高齢者の転倒予防セルフチェックでは

サイト上で簡単な質問に答えると

その転倒リスクと

体力要因、疾病要因、環境要因という

その要因別に

解説と予防のページを確認できるようになっています。

 

転倒は突然急にということだけではなく

普段の生活環境や

体力の低下や病気の進行に要因があることがあります。

あらためて日常生活を見直してみると

転倒予防のためにやるべきこと

注意することが見えてくるかもしれません。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。