転倒予防が介護離職対策につながる

介護が必要になる要因のひとつに

「転倒」があります。

 

高齢者の場合

年齢とともに骨も弱くなっているため

転倒した際に骨折しやすくなっています。

骨折した場合

骨折箇所によっては

手術や入院が必要になります。

 

転倒⇒骨折⇒入院

となると

入院中はどうしても

体を動かす機会が少なくなってしまいますので

急激に体力も低下して

介護が必要な状態になるということがあります。

 

離れて暮らす両親が

急に介護が必要になった場合

その家族は仕事を休んで両親のもとへ

向かう必要があるかもしれません。

 

思いがけず急に介護が必要になったとき

周りに相談せず

ご自身だけで判断してしまったり

介護に関する情報を持っていない状態でいると

急いで介護離職という判断をしてしまう場合も考えられます。

 

今は介護サービスが十分整備されており

介護の相談窓口も地域ごとに配置されています。

まずは病院のソーシャルワーカーや

地域の「地域包括支援センター」に相談してみてください。

 

そして、そもそものきっかけになる

「転倒」について予防することが大切です。

 

予防法としては

事前に転倒リスクをチェックしてみたり

転倒予防のための環境整備をすることができます。

 

昨日のブログでも紹介した

以下のサイトをチェックしてみてください。

病院ホームページに転倒予防のためのセルフチェックコーナーを開設しました

転倒予防手帳

 

離れて暮らす両親が

できるだけ介護にならないで元気に過ごせるように

まずは、チェック表を使って現状確認

そして、生活環境の改善など

実践してみてください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。