移動販売の停車場所が通いの場に
埼玉県長瀞町では
移動販売車の停車場所が
高齢者の通いの場にもなっているようです。
⇒移動販売の停車場所が通いの場に(三菱UFJリサーチ&コンサル)
長瀞町が
高齢者の買い物支援のため
移動販売の誘致を行い
ウエルシア薬局株式会社が運営する
移動販売車「うえたん号」が
令和4年5月から運行を開始している
とのこと
「うえたん号」が停車する場所は
単純に買い物として利用されるだけでなく
近隣住民が集まる交流の場にもなっており
その場を活用して
ウエルシア薬局の薬剤師等の専門職や
メーカーの担当者が
イベントや講座を実施することもあるようです。
そもそもの
長瀞町の中で行われている通いの場に加えて
移動販売車の停車場所が
新たな通いの場となっているようです。
日常生活で必要となる
買い物を通して
運動や交流の機会につなげるだけでなく
地域の見守り機能
孤立予防の機能
健康管理の機能
などの役割も
担っている様子がうかがえます。
過疎化が進み
スーパーやコンビニが減る
過疎地に暮らす高齢者は
自宅から離れた
遠くのスーパーやコンビニまで
行かなければならない
移動手段がない高齢者は
バスや電車などの公共交通機関を
利用する必要があるが
過疎化が進んでいる地域ほど
公共交通機関が少ない
そうなると
移動スーパーが必要になるのは
当然の流れになるかと思います。
今後も多くの地域で過疎化が進めば
同じように移動スーパーが活躍する地域は
ますます増えていくかと思います。
これから
移動スーパーが必要になりそうな地域では
ぜひとも行政が主導して
福祉関係者とも連携しながら
高齢者の介護予防や予防医療につながる施策を
検討していけると良さそうです。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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