第243回社会保障審議会介護給付費分科会

令和6年12月23日

厚生労働省では

第243回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。

第243回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

今回の議題は

1. 地域区分について
2. 改定検証調査(4)における自治体調査(アンケート)の集計状況について(報告)
3. 処遇改善加算等について
4. その他

となっています。

 

2. 改定検証調査(4)における自治体調査(アンケート)の集計状況について(報告)

では

令和5年6月~8月の3か月間と

令和6年6月~8月の3か月間の

事業所数の変化が

 

訪問系・通所系・施設系など

サービスの種類ごとに

示されています。

 

令和5年と6年を比較すると

訪問リハビリの新規開設数が

令和6年に500件以上増えている

という数字が目立っており

 

その他のサービスについては

目立つほどの変化はないように感じました。

 

 

先月のニュースでは

介護事業者の倒産件数が過去最多を更新

というニュースがありました。

「介護事業者」の倒産145件、1‐10月で年間最多を更新(東京商工リサーチ)

 

倒産件数が増えている

と聞くと

介護サービス自体も少なくなっている

という印象を受けそうですが

 

事業所の件数だけでみると

新規開設件数も一定数あることで

大きくは変わらず

という状況がうかがえます。

 

もちろん

事業所の規模や対応エリアもあるため

地域によっては

サービスが不足している

というエリアもあるかと思います。

 

サービスが不足している

というエリアがあれば

自治体と事業者とが調整しながら

うまく整備していけると良さそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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