総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)とは?

介護のことを調べ始めると

「総合事業」という言葉を耳にすることがあるかと思います。

 

総合事業とは2015年から始められたサービスで

主に、一般の高齢者や要介護認定で要支援1,2または事業対象者と認定された方を対象に、市区町村が中心となって、地域の実情に応じて、サービスを提供を行うものになります。

それまでは全国一律ルールのもとでのサービス提供でした。

 

介護を予防することを中心に考えた

全国一律のサービス → 市区町村ごとのサービス(総合事業)

が生まれたことになります。

 

サービスの内容については

介護事業者によるサービス以外に、身近な場所での「体操教室」や「サロン」など、住民の自主的な介護予防活動の立ち上げまでを目指していましたが、

実情は、介護事業者のサービスが中心となっており、

住民が主体となるサービスはまだまだ少ない状況です。

 

総合事業のサービスを充実させていくためには、

各自治体がどのように総合事業のサービス内容を整備し、

どのように地域住民に周知していくかなど重要になってくるかと思います。

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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