行政手続きの簡素化や利便性向上に向けた要望
厚生労働省では
令和4年9月から
行政手続きの簡素化や利便性向上について
介護事業所からの要望を受け付ける窓口を設置しています。
⇒介護事業所の指定申請等のウェブ⼊⼒・電⼦申請の導⼊、文書標準化(厚労省)
これまで提出された要望については
取りまとめ資料で公表されています。
要望の内容を見ると
概要のみになりますが
多くあがっているのは
申請手続きの電子化・・・61件
要介護認定申請関係・・・45件
申請書類の様式の統一・・・38件
申請書類・手続きの簡素化・・・38件
処遇改善加算関係・・・32件
となっています。
申請手続きの電子化が
飛びぬけて多い感じですが
電子化が進んでいる自治体もあれば
ほとんど進んでいない自治体もあり
地域による差も
大きくあるのではないかと思います。
ただ
要望が多いということは
それだけ電子化が進んでいない自治体が多い
ということかもしれません。
この書類は電子フォームで
この書類は紙ベースで
と中途半端に電子化を進めているところほど
要望や意見がありそうです。
私自身の体験としても
エクセルで書類を作成したのに
あらためて専用フォームに入力してください
だったり
PDFでしか提出できません
だったり
ということもありました。
中途半端な形ではなく
スパっと全て電子化できるよう
それぞれの自治体担当者にも
依頼したいところです。
いずれにせよ
要望受付フォームから提出された内容は
しっかり確認いただいているようですので
業務の簡素化や利便性向上に
つながりそうなことがあれば
積極的に要望を出していきたいですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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