認知症の人からのメッセージ

厚生労働省では、認知症に関する普及啓発や認知症当事者からの発信支援に取り組んでいます。 令和3年度も「希望大使」や「認知症の人と家族の会」に協力いただき、全国の認知症の人本人が自分らしく前向きに認知症とともに生きていく姿と、周囲の方の本人への思いなどを取材し、 メッセージ動画を作成しました。

として

認知症の人本人が

認知症と診断されたときのことや

認知症と診断されたあとに

どのような生活を送ってきたかなどを伝える

メッセージ動画が公開されています。

 

認知症になってしまったら

もう誰かのお世話になることでしか

生きていけないのではないか?

と考えている人もいるかもしれませんが

 

認知症になっても

自ら認知症について学ぶ会を発足させ

講演活動を行う人がいます。

シルバー人材センターに登録して

現役で仕事をしている人

農園で野菜作りをしている人

介護施設で職員として働いている人などもいます。

 

認知症と診断されても

今できることをやりながら

前向きに暮らしている人たちがいることが分かります。

 

また

動画の中では

認知症の方を支援する人も多く登場します。

介護関係者はもちろん

行政の方

ボランティアグループ

地域の商店街の人たち

それぞれの地域ごとの支援の場が紹介されています。

 

認知症の人を支援のする人がいて

支援する場所があることを

知ることができます。

 

 

認知症については

本やインターネットで調べたり

勉強会や講義に参加することで

学ぶことができますが

 

認知症の当事者の声を聴いたり

活動の様子を知ることもまた

学びになります。

 

今回のような動画も

多くの人に共有され

認知症について正しく理解するための

きっかけにできると良いですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。