認知症の方に対してのNG行為

認知症の方の言動に対して

否定したり

怒ったりすることは

良くないこととされています。

例えば

今日の日付を間違えたり

同じ話を何度も繰り返したり

同じことを何度も聞いたり

同じものを何度も購入したり

などなど

 

さらに認知症が進むと

物がなくなったと言って

家の中を散らかしてしまったり

外に出て道がわからなくなったり

ガスの火をつけっぱなしにして

鍋をこがしてしまったり

などなど

 

認知症になると

否定したり

怒ったり

したくなるような言動が

みられるようになります。

 

そこで

否定したり怒ったりしてしまうと

本人にとってはストレスとなり

そのストレスが

認知症をさらに進行させる原因にもなると言われます。

 

また

そこで否定したり怒ったりして

本人には理解してもらえたと思っても

認知症の症状のため

また同じことを繰り返してしまう

ということも多くなります。

 

そう考えると

その都度その都度

怒っている家族にとっても

ストレスになってしまいます。

 

必要なのは

本人に寄り添って安心してもらうこと

行動については

できるだけ一緒に行動できるようにすること

 

ただし

24時間365日

1人で認知症介護を行うことは無理があるため

介護サービスも活用して

認知症介護を行うのが理想的です。

 

介護サービスを担う職員は

認知症に関する理解もあります。

 

必要に応じて

介護サービスを活用しながら

否定したり

怒ったりしない

ということを意識して

認知症介護ができると

良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。