財政健全化に向けた建議

令和3年5月21日

財務省の財政制度等審議会で

「財政健全化に向けた建議」がまとめられました。

財政健全化に向けた建議

 

財政健全化に向けて

介護分野についても

社会保障の中で検討されており

参考資料(2)の56~65ページ

から、その内容が確認できます。

 

詳細については

以下の9つの項目で示されています。

・利用者負担の見直し
・介護人材確保の取組とICT化等による生産性向上
・ケアマネジメントの在り方の見直し
・多床室の室料負担の見直し
・地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)の在り方の見直し
・区分支給限度額の在り方の見直し
・居宅サービスについての保険者等の関与の在り方
・軽度者に対する居宅療養管理指導サービス等の給付の適正化
・介護サービス事業者の経営状況の把握

 

 

今年4月に

報酬改定が行われたばかりではありますが

すでに3年後の報酬改定の内容が検討されています。

 

2025年には

団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となり

介護費用についても

大幅な上昇が想定されるため

サービス利用者、サービス事業者ともに

負担を求められるような内容が

検討されています。

 

 

介護事業者にとっては

4月の報酬改定だけでなく

新型コロナウイルスの影響により

対応すべき課題も多くある状況かと思いますが

時期改定の情報についても

チェックしていただければと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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