農園にある通いの場

高齢者をはじめ地域住民が

ふれあいを通して「生きがいづくり」「仲間づくり」をするとともに

体操や趣味活動等を行い、介護予防に役立てる

『通いの場』ですが

 

その場所は

公民館や自治会館、集会所

福祉センターや介護施設といった場所が多い中

農園を通いの場としている地域もあります。

 

主な活動は

もちろん農作業となりますが

高齢者だけが集まって作業するのではなく

地域の子供たちも参加して

農作業体験をしてもらい

将来の農業分野における担い⼿の育成をかねた

高齢者と子供との交流も図っているとのことです。

 

さらに

農作業で収穫できた野菜などを

子ども食堂に提供したりと

地域の中でも連携を図りながら

活動しているとのこと。

 

高齢者にとっては

子供たちと一緒に農作業を行うことや

地域の子ども食堂とのつながりが

大きなやりがいや生きがいに

つながりそうです。

 

 

高齢化が進んでいる地域に目を向けると

空き家、空き地問題があり

耕作が行われなくなり放置された

耕作放棄地という問題もあります。

 

放置された地域の空きスペースを

例えば、通いの場として

地域のコミュニティスペースに

自治体とも協力しながら

うまく活用していけると良さそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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