限度額を超える場合は施設入所も検討

介護サービスを利用する場合の費用は

介護保険を使って

総額の１割から３割の負担で利用できますが

介護保険を使う場合には

毎月の”限度額”が決まっており

”限度額”を超える場合には

保険がきかずに

全額自己負担となります。

基本的には

ケアマネジャーが

介護保険の限度額を超えないように

サービス量を調整してくれますが

なかには

限度額を超えてもサービスを利用したい

という人もいます。

そんなときに

選択肢として

介護保険外サービスを活用すること

もありますが

もし本当に

限度額以上のサービスを必要としているのであれば

介護施設への入所を

検討しても良いかもしれません。

介護施設に入所する

となると

抵抗がある方も多いかと思いますが

24時間365日

介護が受けられる場所になりますので

ご自宅で介護サービスが受けられない時間が心配であれば

施設に入所することで

心身ともに安心につながるかと思います。

また

どうしても施設に抵抗がある

という方には

ヘルパーとデイサービスとショートステイ

複数のサービスが組み合わされた

「小規模多機能型居宅介護」というサービスもあります。

小規模多機能型居宅介護については

費用が月額固定のため

限度額を超えることはありません。

もし現状で

介護サービスの利用が限度額を超えることがあれば

施設入所や小規模多機能型サービスの利用なども

選択肢の一つとして

ご検討いただけると良いかと思います。

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武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。