電子処方箋の普及促進
オンライン化やデジタル活用の普及が進められる中
病院から受け取る薬剤情報である「処方箋」も
電子化に向けた取組みが進められています。
具体的には
令和4年の夏を目途に
運用開始を目指し
仕組み作りが進められています。
電子処方箋の実現により、期待できる効果としては
・調剤された薬剤を受け取る際に、紙の処方箋の持参が不要
・遠隔診療の際、処方箋の原本を電子的に受け取ることが可能
・薬を受け取る際の待ち時間の短縮
・複数の医療機関・薬局間での情報の共有が進むことによる重複投薬防止
・患者自らが直近の処方・調剤情報や過去の薬剤情報をトータルで一元的に確認することが可能
・服薬情報の履歴を管理できるとともに、必要に応じて医療機関、薬局等から各種のサービスを受けることが可能
などがあります。
また、厚生労働省の資料では
医療機関や薬局側のメリットも多く示されています。
さらに、この電子処方箋の運用開始を前にして
大手調剤薬局などでは
お薬を宅配するサービスを広げる動きも出ているようです。
⇒クオールや日本調剤、処方薬宅配 オンライン服薬指導も(日本経済新聞)
オンラインでできることを
うまく活用していくと
生活もより便利になりそうです。
高齢者にとっては
まずはデジタル機器の活用が
ハードルになってくる場合もありますが
これから活用の幅が広がってくることは明らかです。
できるだけ早い時期から
スマホやパソコンに慣れていただけると
良いかと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
最新の投稿
- 介護情報2024年11月25日日本とスウェーデンの介護の違い
- 介護離職対策2024年11月24日早めにしておきたい将来の介護の話
- 介護情報2024年11月23日学生と高齢者の学びを通したつながり
- 介護事業者向け情報2024年11月22日ケアプランデータ連携システムの直近の動向