高齢者の就業を支援する場所

全国の各都道府県には

シルバー人材センターという場所があります。

 

シルバー人材センターとは

高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、 地域社会の活性化に貢献する組織です。
センターは、原則として市(区)町村単位に置かれており、基本的に都道府県知事の指定を受けた社団法人で、 それぞれが独立した運営をしています。

公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会

 

原則60歳以上の

健康で働く意欲のある高齢者が

年間600円~3,000円程度の年会費(自治体によって異なる)を払って

シルバー人材センターの会員となることができます。

 

会員は

人材センターが家庭、企業、公共団体などから引き受けた仕事の中から

希望する仕事に従事することができます。

 

また、人材センターでは

会員の技能・技術を高めるために実施している

講習も受けることができます。

 

今年4月から

高齢者雇用安定法の改正により

70歳までの就労機会の確保を

企業の努力義務とされます。

 

そうはいっても

職場環境や仕事の内容によっては

70歳を前にして

退職するという場合も少なくないかと思います。

 

退職により

生活習慣が変わってしまうと

体力低下や認知機能の低下が心配されます。

 

 

退職後も体を動かせる元気がある人には

無理のない範囲で、働くことを継続いただき

心と体の健康を維持していただきたいものです。

 

退職後

特にやる事が決まっていないという方は

シルバー人材センターの活用について

検討してみても良いかもしれません。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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