当たり前のデジタル化対応

上海の社区(コミュニティー)内にある食堂が、セルフ会計やレシピのカスタマイズなどに対応するインテリジェントなダイニングサービスを高齢者に提供しています。

閔行区の食堂では、近隣に住む高齢者であれば、選んだ料理のトレーをカウンターに置き、画面に表示された金額を確認してカードをスキャンするだけで、食事の代金を支払うことができます。また、購入した料理の名前、価格、および栄養成分が、すべてスマートデバイスに記録されます。利用者の栄養摂取量を一定期間記録し、栄養成分の分析することにより、適切な食事提案ができるということです。

上海の社区食堂が高齢者にインテリジェントなダイニングサービスを提供(CGTN Japanese)

 

中国のコミュニティー内にある食堂では

高齢者に向けたセルフ会計システムや

栄養摂取量を記録するデバイス

栄養分析し食事提案までしてくれるシステムが

運用されているとのことです。

 

そういったシステムがあることに加え

それに高齢者が対応しているという状況が

本当に、デジタル化が進んでいる地域なのだと理解できます。

 

日本でも

コロナの影響もあり

急速にデジタル化が進んでいる

と言われますが

 

高齢者がデジタル化に対応できているかというと

年代にもよりますが

まだまだ対応できていない割合が高いように感じます。

 

 

デジタル化に対応できない高齢者のために

アナログ対応も残します

という方法もありますが

 

今後、ますます高齢者の数が増え

働く人の数が減っていく中では

必然的に業務の効率化が求められ

アナログでの対応が物理的に

困難になることも考えられます。

 

そう考えると

高齢者のデジタル化への対応は

進めていかなければならないこととなり

 

高齢者に対して

デジタル化の対応ができるよう支援したり

デジタル機器の活用を促したりすることも

必要になってくるかと思います。

 

デジタル化の推進と同時に

海外の事例なども参考に

高齢者を支援する体制も

整備していく必要がありそうです。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。