介護保険最新情報vol.1177

令和5年10月6日

厚生労働省より

『「ケアプランデータ連携標準仕様 Q&A（2023 年 10 月版）」の送付について』

という通知が出されました。

「ケアプランデータ連携システム」については

2023年4月20日から本格的に導入されたシステムで

居宅介護支援事業所と介護サービス事業所間のやりとりを

データ連携システムを活用することによって

業務の効率化やコスト削減につなげましょう

というものになります。

今回の通知では

そのケアプランデータ連携システムを

導入・活用するうえでのQ&Aが示されています。

システムに関することについては

分かりにくい部分もあるかもしれませんが

導入を検討中の方には

参考にできる内容かと思います。

そもそも

このデータ連携システムを十分に活用するうえでは

事業所間でシステムを導入している必要があります。

今現状

どれだけの事業所が導入しているかは

WAMNETというサイトから

確認することができます。

確認してみると

まだまだ導入が進んでいないように

見えてしまうかもしれませんが

少しずつ導入事業所は増えている状況です。

業務の効率化やコスト削減は

積極的に行いたいところですので

より多くの事業所が導入しやすいように

お試し利用やライセンス料の調整なども

検討いただけるとありがたいですね。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。