「1年ストック法」で備蓄見直し
大きな地震などの災害があるたびに
災害対策はしっかり行いましょう
という注意喚起があります。
災害のニュースを目にしたり
注意喚起を受けて
「しっかり対策しておこう」
とその時は思っても
現状の対策は不十分
という人も少なくないかと思います。
そんな災害対策
災害時の備蓄に関する情報として
以下のようなものがありました。
例えば食料品の備蓄に関して、政府は、以前には「3日分の備蓄を」と言っていましたが、近年は「1週間分の備蓄をするのが望ましい」と言うことが多くなってきています。
とくにシニアのかたには、いざというときに少しでも不安要因となることを減らすためにも、食料、飲料は最低でも1週間、できればそれ以上の量を備蓄しておくほうが良いでしょう。
⇒毎年同じ月に備蓄を見直す【1年ストック法】(介護ポストセブン)
記事の詳細を読んでいただくと
毎年決まった月に備蓄を入れ替える
『1年ストック法』という方法が紹介されています。
この『1年ストック法』
自分自身の備蓄対策としてはもちろんのこと
もし遠方に暮らす高齢の家族などがいれば
その家族に対しても
災害対策の協力ができるかと思います。
例えば
高齢者の一人暮らしや高齢夫婦世帯で
誰かの協力がないと動けない
具体的にどのような対策をしたら良いかわからない
という人もいるかと思います。
1年に1回の見直しであれば
家族がお盆や年末年始で帰省した際に
協力して備蓄を入れ替える
という方法もできるかと思います。
もちろん
備蓄品の確認だけでなく
非常用の持ち出し袋
避難先や避難先へのルート
情報収集や連絡方法なども
あらためて確認できると良いかと思います。
また
住宅の耐震構造について
見直しができる部分があれば
見直してみたり
さらに
地域行事への参加や
介護予防のための通いの場などがあれば
積極的な参加をうながして
地域とのつながりを作っておくことも
非常に大切になるかと思います。
もし足腰が少しでも不自由であれば
介護福祉関係者とのつながりも作っておくと
安心につながります。
災害対策として
家族が協力してできる部分も多くあるかと思いますので
離れて暮らす家族も
一緒に対策を考えておく
ということも大切になりそうですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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