LIFE導入によるメリット

LIFEの導入について

事業者としては

加算を算定して売上向上につなげる

という目的があるかと思いますが

 

売上向上以外にも

メリットは多くあるかと思います。

大きなくくりでいうと

サービスの質の向上

という目的がありますが

 

細かい部分を考えると

アセスメント力の向上により

派生して生まれるメリットが

多くあるかと思っています。

 

LIFEを導入して

利用者情報の必要項目を埋めていく

という過程で

 

利用者のことについて

よく理解していないと

入力できない項目もあります。

 

基本的なADLについてもそうですが

既往歴や病状について

口腔機能や栄養状態について

認知症の程度について

などなど

 

基本的には

サービス利用前や利用経過中に

それぞれの利用者ごとに

アセスメントをとっていることと思いますが

 

事業所独自の様式が

簡易的なものになっていたり

形式的に作成されていたりと

 

利用者を深く知ることには

つながっていなかった

という事業所もあるのではないかと思います。

 

そういった事業所にとっては

LIFEを活用することで

あらためて利用者を深く知る機会となり

より質の高いサービスに

つながるのではないかと思っています。

 

既往歴や病状を深く知ることで

適切なケアやリハビリにつながり

 

口腔機能や栄養状態を知ることで

口腔ケアや栄養面の改善についても

検討する機会となります。

 

認知症については

進行予防や周辺症状の改善のために

認知症そのものについて

学ぶきっかけにもなりそうです。

 

まだLIFEを導入していない

という事業所も

LIFE導入によるメリットは

様々考えられますので

 

あらためて

導入を検討いただいても

良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。