介護離職対策にリモートワークは本当に有効か?
「リモートワークは介護との両立に有効か?」
というアンケート調査が行われ
フルリモート勤務者の29.4%が
「介護のための時間を確保しやすい」
と回答したことが
まとめられていました。
介護離職対策として
フルリモート勤務を
推奨するようにも受け取れる
記事になっていますが
フルリモート勤務により
介護がしやすくなった
ということは
介護離職対策としては
少々危うく感じます。
介護離職対策としては
仕事をしながら
”自ら介護をする時間を確保する”
のではなく
”介護はプロに任せる”
ことが重要と考えています。
もちろん
リモートワークによって
介護が必要な家族と近くにいられれば
介護をしやすい環境を作れるのは当然のこと
ただし
直接介護に携わる時間が長くなることで
介護の負担や不安を強く感じたり
リモートワークという
勤務体制を配慮してもらったことで
介護をプロに頼るのではなく
自ら行わなければいけない
と考えてしまう人もいるかもしれません。
本来の介護離職対策としては
”自ら介護をする時間を確保する”
のではなく
”介護はプロに任せる”
こと
企業側としては
従業員が直接介護をするために
リモートワークの時間を増やすのではなく
介護をプロに任せる
体制を整えるための
リモートワーク時間ということを
明確にしておく必要があるかと思います。
今回のアンケートでは
調査を実施した企業が
リモートワークに関する
サービスを提供している企業のようなので
リモートワークを推奨するような
記事になるのは当然かもしれません。
ただし
介護離職対策として
安易にリモートワークを勧めるのは
注意が必要かと思います。
企業の担当者の方は
本来の介護離職対策について
正しくご理解いただいたうえで
リモートワークについても
有効活用いただけると
良いかと思います。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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