新型コロナウイルスの”いま”
10月29日、厚生労働省では
(2020年10月時点)新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識
という資料を発表しました。
⇒新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識(PDF資料)
10の知識については
▽感染者は20歳代が最も多い
▽重症化率は約1.6%、死亡率は約1%
▽糖尿病や高血圧などの人は重症化しやすい
▽日本の人口当たりの感染者数、死者数は世界平均より低水準
▽うつす可能性があるのは発症2日前から発症後7~10日程度
▽感染者のうち他人に感染させているのは2割以下
▽大人数の飲食、マスクなしの会話などで感染リスクが高まる
▽検査は唾液や鼻の粘液を使う
▽治療法の確立により、入院患者の死亡割合が低下
▽ワクチンは世界中で開発中
という内容になっています。
テレビやネットニュースなどでも
たびたび報道されているため
すでに理解している情報も多いかと思います。
併せて確認いただきたいのが
感染リスクが高まる5つの場面
①飲食を伴う懇親会等
②大人数や長時間におよぶ飲食
③マスクなしでの会話
④狭い空間での共同生活
⑤居場所の切り替わり
飛沫が飛びやすい、接触しやすい場面になっています。
こういった情報を確認することで
ある程度、感染の要因
リスクが高まる場面や状況を知ることができます。
必要なリスク管理の方法が分かれば
自粛生活を長く継続している人に対しても
必要以上に自粛しすぎないことを
伝えることができます。
高齢者に対しては特に
自粛生活の継続により
心身機能の低下や認知機能の低下が心配されています。
やっぱり高齢者の重症化リスクが高い
という情報だけに注目するのではなく
心と体の健康を保つためにも
しっかりと感染対策を行い、リスクの高まる場面を避けながら
活動的な生活を取り戻していく必要がある
という理解が必要かと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
最新の投稿
- 介護事業者向け情報2024年11月22日ケアプランデータ連携システムの直近の動向
- 介護事業者向け情報2024年11月21日介護保険最新情報vol.1327
- 介護事業者向け情報2024年11月20日軽度者向け介護事業の新規参入は要注意
- 介護事業者向け情報2024年11月19日軽度者に対するサービスの地域支援事業への移行