第190回社会保障審議会介護給付費分科会

10月30日

第190回社会保障審議会介護給付費分科会が開催され

令和3年度介護報酬改定に向けた議論が進められています。

第190回社会保障審議会介護給付費分科会

 

今回は

介護事業経営実態調査の結果

介護従事者処遇状況等調査の結果

  • 居宅介護支援
  • 介護老人福祉施設
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院

各サービスにおける論点と

検討の方向性について示されています。

 

経営実態調査の結果を見ると

新型コロナウイルス感染症の

各サービス収支への影響についてもまとめられており

2月から8月までの

  • 保険給付額
  • 1事業所あたりの利用者数

の推移と前年同月比が細かく示されています。

 

3月以降に通所系、短期入所系で大きくマイナスの影響が出ており

6月以降にやや持ち直しているという状況になります。

 

地域差はあるものの

思ったように売上の改善が図れていない事業所については

事業所の売上を実態調査の数値と比較することで

コロナの影響なのか

それ以外に要因があるのか

検討材料にすることもできるかと思います。

 

 

報酬改定については

まだ具体的とまではなっていませんが

その時期も迫ってきています。

引き続き注目していきたいと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。