都道府県別「医療費」ランキング
厚生労働省「医療費の動向」(令和元年)と総務省統計局「人口推計」より
都道府県別の1人当たりの医療費ランキングは以下のようになります。
一方で最も少ないがの「埼玉県」で27.74万円。
「千葉」29.53万円、「神奈川県」29.85万円、「滋賀県」30.14万円、「茨城県」30.37万円と続きます。
都道府県別の医療費が
トップと最下位で約18万円もの格差があるというニュースでした。
さらに、少し古い情報になりますが
病床数と医療費は比例するという統計結果があります。
このような統計から
たくさんの病床数を確保し、医療費も費やしている都道府県ほど
平均寿命も上位か?
というと
実は、全く比例していないという結果があります。
1位の高知県については
平均寿命、健康寿命ともに低い位置にある
という統計も出ています。
こちらの書籍からの情報
今でこそ
新型コロナウイルス感染者受入れのため
病床数が必要と言われていますが
本来であれば
病院の再編や統合についての検討が行われるはずでした。
今後ワクチンができ感染症が落ち着いたとき
本当に今ある病床数が必要なのかどうか
再検討する必要があります。
それと同時に
増え続ける医療費に対して、どう対応していくべきか?
予防医療や介護予防のために何が必要か?
ということも考えていく必要があるのかと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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