親が元気なうちから把握しておくべきこと

以前にも何度か紹介しておりますが

厚生労働省のページには

仕事と介護の両立支援 ~両立に向けての具体的ツール~

というページがあり

両立支援に向けた様々なツールがダウンロードできるようになっています。

仕事と介護の両立支援 ~両立に向けての具体的ツール~

 

サイトを見ていただくと

企業向けの情報が中心となっていますが

個人で確認いただいても十分役立つ内容となっています。

 

その企業向け資料の中に

親が元気なうちから把握しておくべきこと

~突然、介護に直面しても困らないために~

という資料があります。

【6】「親が元気なうちから把握しておくべきこと」チェックリスト(Word形式)

 

こちらの資料は

一人ひとりの従業員がご家族に対して

理解しておくべきことがリストになっており

個人用として活用いただけるものとなっています。

 

チェックリストの内容は

ご家族の老後に対する考え方

延命治療を希望するかどうか

財産の事についてなど

まだ元気なうちは、なかなか聞きにくい項目も並んでいます。

ご家族としても、あまり心配されたくないことかもしれません。

 

ただし、本当に万が一

事故や急病で緊急入院してしまったとき

脳血管疾患や認知症で

意思の疎通が困難になってしまったときなど

そのときになってからでは

確認することができない場合もあります。

 

 

質問にある項目は

もちろん全て把握できたほうが安心ですが

必要に応じて普段の会話の中で

聞ける部分だけ確認しておくのでも十分かと思います。

 

厚労省のリストであることや

会社からのアンケートみたいなもの

ということを理由にして

確認してみても良いかと思います。

 

それぞれの家庭ごとに

親子の関係性、距離感などあるかと思います。

必ずしも、そのままの質問形式で確認するのではなく

あくまでサポート的なツールとして

活用してみてください。

 

また、普段のご両親との会話が

少なくなっている方にとっても

こういったツールをきっかけにして

少しづつでもコミュニケーションの機会を

増やしていただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。