都道府県別「医療費」ランキング

厚生労働省「医療費の動向」(令和元年)と総務省統計局「人口推計」より

都道府県別の1人当たりの医療費ランキングは以下のようになります。

 

一方で最も少ないがの「埼玉県」で27.74万円。

「千葉」29.53万円、「神奈川県」29.85万円、「滋賀県」30.14万円、「茨城県」30.37万円と続きます。

ライブドアニュース

 

都道府県別の医療費が

トップと最下位で約18万円もの格差があるというニュースでした。

 

さらに、少し古い情報になりますが

病床数と医療費は比例するという統計結果があります。

財政制度分科会(平成30年10月30日開催)資料一覧

 

 

このような統計から

たくさんの病床数を確保し、医療費も費やしている都道府県ほど

平均寿命も上位か?

というと

実は、全く比例していないという結果があります。

 

1位の高知県については

平均寿命、健康寿命ともに低い位置にある

という統計も出ています。

こちらの書籍からの情報

 

 

今でこそ

新型コロナウイルス感染者受入れのため

病床数が必要と言われていますが

本来であれば

病院の再編や統合についての検討が行われるはずでした。

 

今後ワクチンができ感染症が落ち着いたとき

本当に今ある病床数が必要なのかどうか

再検討する必要があります。

 

それと同時に

増え続ける医療費に対して、どう対応していくべきか?

予防医療や介護予防のために何が必要か?

ということも考えていく必要があるのかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。