介護経験者の再就職に40万円の支援
高齢者数、高齢化率の増加
要介護認定者数の増加が見込まれる中
介護する職員の不足が
大きな課題とされています。
その課題解決策の一つとして
潜在介護職員の再就職支援という取組みが行われています。
具体的には
「再就職準備金貸付事業」という
介護職としての経験がある人が
再び介護の仕事に就くことをサポートするための
貸付制度があります。
条件を満たせば
最大40万円の貸付が受けられ
さらに2年間介護業務に従事すれば
返還が全額免除されるというもの
実質、介護職員として2年間勤務を続けていれば
40万円を支援してもらえるという制度
なかなかの支援制度かと思います。
なお、申請の受付窓口は
各都道府県の社会福祉協議会となっています。
こういった制度も
今仕事をしていない方々に周知されているかというと
知らない人も多くいるような気がします。
介護事業所側も
こういった制度があることを理解し
介護の仕事を離れている人に
再就職を促すきっかけの一つとして
積極的に話をしてみても良いかもしれません。
特に、今の時期
コロナの影響で離職者も増えています。
年度が変わり
子どもが学校へ入学するなどで
働く時間が作れる人もいるかもしれません。
介護職員不足の解消に向けて
使える制度は十分に活用していきましょう。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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