ソーシャル・インパクト・ボンドの事例

昨日のブログに続き

ソーシャル・インパクト・ボンドについて

 

ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)とは・・・

官民連携の仕組みの一つで、行政や民間事業者及び資金提供者等が連携して、社会問題の解決を目指す成果志向の取組である。

 

介護分野におけるSIBの具体的な事例について

日本老年学的評価研究さんが運営するサイトに

掲載されていました。

日本老年学的評価研究

 

サイトを見ていただくと

SIBだけでなくPFSという名称も出てきますが

少し下にスクロールしていただくと

「介護予防に関する成果連動型民間委託契約業務の実例」

という項目がありますので

その内容を見ていただければと思います。

 

それぞれの事例について

PDF資料で詳細を確認できるようになっています。

すでに終了しているものもあれば

今も継続中の事業もあります。

 

内容は

自立支援、介護予防、介護度改善、認知症予防

などに関するものとなっています。

 

介護予防や認知症予防の取組みについては

すでに地域ごとで様々実践されていますが

明確な成果指標がない状態で実施している地域も

少なくないかと思います。

 

SIBでの取組みについては

成果報酬となっているので

それぞれ何を持って成果とするのか

その指標も示されています。

 

明確な指標を持つことで

取組みの成果が誰にでも分かるようにし

また、成果報酬ということで

結果に結びつけようという意識も

高くなるのかと思います。

 

予防の取組みの成果というと

なかなか目に見えにくいものですが

それぞれの地域で

独自の指標を作って取組んでいるようです。

 

まだまだ事例は少ないですが

今後、こういった取組みが

多くの地域に広がっていくことを期待したいです。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。