高齢者の生活と意識に関する国際比較調査
昨日のヤフーニュースで
興味深い記事がありました。
高齢者は加齢により心身が衰えることから、医療サービスの利用頻度が高まり、健康への意識も強いものとなる。それらの日本と諸外国の実情を、「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果」から確認する。
⇒日本では高齢者の約5割が「自分は現在健康」と意識…健康意識と医療サービス利用実情の国際比較(ヤフーニュース)
日本、韓国、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの5か国における
60歳以上の高齢者の健康についての意識と
医療サービスの利用状況を
比較した記事になっています。
※元データは以下のサイトから確認できます
⇒高齢者の生活と意識に関する国際比較調査(内閣府)
他国と比べて日本では
高齢者自身の健康意識が高い(病気がちではない)割に
医療サービスの利用頻度が高いことが見えてきます。
ヤフーニュースの記事では
健康面で何らかの自覚症状を持ち、通院を繰り返していても、その通院が日常生活化している(当たり前だと認識している)、「通院しているが健康だ」「通院しているから健康を維持できている」と、各高齢者が考えているのかもしれない。
という内容も記載されています。
日本では
高齢化と医療技術の進歩で増え続けている医療費を
どう抑えるかが大きな課題となっています。
そのための予防医療
介護予防や自立支援の取り組みも行われています。
ただ、今回のような記事をみると
必要以上に医療サービスを利用していることも
医療費増加の要因のひとつとも考えられます。
もしかしたら
通院の頻度を減らしたり
薬の量を減らしても
健康上問題ない人もいるかもしれません。
日頃利用している医療サービスが
本当に必要なサービスなのかどうか
あらためて見直す機会を作ってみたいですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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