自動運転バスの運行

茨城県境町では

自治体初の自動運転バスが

生活路線バスとして運行しているようです。

 

2020年11月に実用化され

導入から1年経過したときのレポート記事がありますので

ぜひチェックしてみてください。

全国で社会実装に向けた実証実験が相次いでいる自動運転バス。茨城県境町は人口約2万4000人の小さな町ながら、2020年11月に自動運転バスを実用化、定常運転を開始した。自動運転バスは、高齢化が進む地方の交通弱者を救済するために有効な手段として期待が高まっている。導入から1年を経て、何が見えてきたのか。実際に乗ってみた印象も含めてリポートする。

茨城県境町で自動運転バス実用化から1年。見えてきた成果と課題(日経BP)

注目なのは

バスの運賃が無料となっているところ

無料であれば

乗車する人も増え

バスを利用する人が増えれば

地域のお店を利用する人も増え

地域の経済効果も上がる

 

高齢者にとっては

  • 新たな移動の足ができる
  • 外出することで体を動かす機会が作れる
  • 地域の人との交流が生まれる

 

もちろんメリットばかりではなく

自動運転バスは最高速度が20㎞ということで

渋滞の発生というデメリットもありますが

バス停の間隔を狭めたり

停車位置を変えて追い越しやすくするなど

試行錯誤もあるようです。

 

 

高齢者の危険運転などの心配もあり

免許返納を考える機会などもあるかと思いますが

地域の交通手段が車以外に整備されていないという地域では

なかなか返納するにもできない方が多いかと思います。

 

そういった地域で

バスがしっかりと住民の足の役割を果たすことができれば

高齢者の免許返納も進み

危険運転などの事故も減る

高齢者の活動も機会が増えて元気になる

地域全体の経済効果もある

 

もちろん

課題や問題もあるかとは思いますが

 

自動運転バスが運行することで

メリットも多くあるのかと思いますので

必要とされる地域でサービスが届けられるよう

普及していくことに期待したいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。