ケアプランデータ連携システム説明会の資料公開
厚生労働省が
介護事業者の業務効率化のために進めいている
ケアプランデータ連携システム
その説明会が
1月24日に開催され
1月25日には説明会の資料が掲載されました。
資料を確認するだけでも
その概要は確認できるかと思います。
具体的には
以下のような内容も掲載されています。
ケアプランデータ連携への心配ごと・・・
<介護ソフト>
使用している介護ソフトが対応しているか
→ICT導入支援事業の対象であればOK
→お使いの介護ソフトベンダーに、「ケアプラン標準仕様に対応しているか」の確認を。<対象サービス>
⚫訪問系、通所系サービスは全て対象
⚫小規模多機能型居宅介護事業所等、事業所内にケアマネジャーが配置されている場合も、事業所内でデータ連携することで負担軽減に繋がる。
⚫地域包括支援センターが行う介護予防支援・介護予防ケアマネジメントも対象
介護ソフトとの連携機能も予定しているようなので
今使用しているソフトが対応予定かどうかも
確認しておくと良さそうです。
また
利用の意向調査のアンケート結果も示されており
居宅介護支援事業所の8割以上、サービス提供事業所の7割以上が「利用意向あり」
とのこと。
実際にどうなるかは分かりませんが
居宅介護支援事業所が利用するのであれば
サービス提供事業者としても
ケアプランデータ連携システムの利用について
前向きに検討しておいた方が良さそうです。
ケアマネジャーが利用者に
サービス事業者を提案するうえでは
当然
利用者や家族のニーズに合っているか
質の高いサービスが提供できるか
ということが重要ですが
選択にあたってのひとつのポイントとして
ケアプランデータ連携システムを活用しているか
ということも条件に入ってくるかもしれません。
単純にシステムが活用できる
ということだけでなく
システムを導入していることで
事業所が業務の効率化やサービスの質向上に取り組んでいる
という指標にもなるかと思います。
対象サービスの中に
訪問系、通所系サービスは全て対象
とありますので
対象となる事業者については
今回の説明会資料についても
しっかりチェックしておいたほうが良さそうですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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