LIFE導入による連携の強化

令和6年度に新システムに移行した

科学的介護情報システム(LIFE)

科学的介護情報システム(LIFE)について(厚労省)

利用者の

身体機能の情報

既往歴や病状

口腔機能や栄養状態

認知症の程度

などなど

 

システムに入力し

定期的に評価を行うことで

加算を算定することができます。

 

 

それぞれの事業所で

サービス提供時や状態の変化がみられるときなど

利用者のアセスメントを行っていることと思いますが

 

LIFEを導入することで

アセスメント内容が

より濃いものになることが期待できます。

 

特に

在宅サービスを提供する事業所は

医療面に関する情報が

ケアマネの情報のみ

というケースもあるかもしれません。

 

LIFEに情報を入力するにあたり

情報が少なかったり

あいまいの場合には

主治医との連携もはかり

情報を確認する必要も

出てくるかと思います。

 

栄養状態については

家族からの聞き取りが必要なケースがあり

口腔機能については

歯科医との連携が必要になるケースもありそうです。

 

 

LIFEを導入して

その情報を正しく入力するためには

介護関係者だけでなく

医療関係者との連携も

必然的に深くなることが考えられます。

 

その結果

利用者の状態を深く知ることとなり

サービスの質の向上にも期待できます。

 

まだLIFE導入は検討中

という事業所も

サービスの質の向上を目的に

導入を検討いただいても良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。